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さとみんゲスト
いつもお世話になっております。
来年度小学校に入学するこどもがおり、支援学級にも所属します。
支援学級のこと自体は、もう1つの居場所になるといいなぁと前向きに考えています。年齢や学級などに関わらず保護者のみなさんは子育てに関していろんな思いや考えやプレッシャーを感じながら頑張っておられると思います。
以前から感じていたのですが、最近日々子育ての重圧が増してるように感じるのです。
誰かに何かを言われたわけではないので、勝手に感じてるんじゃない?と言われたらそれまでかもしれません。
こどもが頑張れるようにするために、私がもっと頑張らなければ、サポートできるようにしなければと思うと、なんだか体も心もガチガチになってしまいます。どうしたらそれを和らげることができるんだろう?と思っていて、子育ての先輩として医師として、考えやアドバイスをいただけたら嬉しいです。
こあら院長ゲストさとみんさん、
非常に共感できる書き込み、誠にありがとうございます。最近、子どもさんの発達を気にして来られる患者さんが本当に増えています。
2歳くらいで、「うちの子は終わった…」みたいな発言をされる親御さんもおられて、
「いやいや、2歳で何がわかるの~」と言いたくなることが多々あります。
まじめなお母さんほど心配や不安が強く、お子さんはそれなりに育っていても、
あら探しばかりされているように感じています。子育てで大切なことが明らかに変化してきているのです。
子どもを育むというのは、待つことです。
芽を出して、花になり、実を結ぶ。
すぐに結果なんて出ません。
育む側にひたすら子どもを信じて待つ忍耐が必要なのです。でも、この激動の現代社会、大人もなかなか待てないんですよね。
20年ほど前に、子どもの心の研修会で聴いて、なるほどなぁと思ったのは、
「マクドナルドのペースに慣れてしまうと、モスバーガーで待つのがストレスになる」
っていう感想でした。
たしかに、待てないんですよね。じつは、子育てや教育って、その国の文化や産業、時代背景も大きく影響します。
私が子どもの頃には、学級通信のタイトルは、わかば、めばえ、すぎのこ等の植物用語がよく使われていました。
子どもの自然な成育過程は、農作物の栽培と同じで、人智の及ばない、お天道さま任せという感性があったのでしょう。しかしながら、日本の基幹産業が農業から工業に移り、効率よく精巧な規格品を製造することが主流になりました。
それにつれて、学校もまるで株式会社のように経営され、PDCA(Plan-Do-Check-Action)サイクルを回し、
子どもたちのQCD(質・コスト・納期)を最大にするべく、努力するのが一番の目的みたいになってきています。子どもって、親が作り上げる「もの」じゃないですよね。
でも、社会からの、産んだんだからちゃんと育て上げろよ!という圧力は、
どんどん強まっているというわけです。その結果、規格に合わない子どもたちは急増し、心の問題や不登校は深刻になってきています。
授かった命を感謝するより、どんなモノに作り上げるのかが子育ての最も重要な課題となり、
効率化や迅速化も避けられない状況です。はやく、ちゃんと、いい子に育て上げる。
そんな子育て、しんどいに決まっています。さらに、今後、産業が製造業からネットでの仮想的業務へと進んでいくと、
リアルな子育てや教育をしていなくても、いかに、効果的なことをしたようにみせるかの競い合いになりそうです。
それに対抗するにはどうすればよいのか。人間も動物なので、毎日の「リアル」を大切にしましょう!
生きているとは、食べる、寝る、動くことです。
晩ごはんは家族で団らん。あほなことを言い合いながら、一緒に同じものを味わいながら食べる。
子どもは寝る前に一番不安が強くなるので、毎晩、ハグして褒めてあげてください。
心と体の栄養のために、心と体をしっかり動かしましょう。運動と感動です。
なにも急ぐ必要なんてないのです。
子どもは20~30年かけて、ゆっくりと大人に育っていくものだから、毎日生きていられることをおたがい祝福しましょう。私の尊敬する内田樹先生の縁側ラジオ、内田式子育て、なるほどと思いました。このポッドキャストの2番目のお便りへの回答です。
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%EF%BC%98%EF%BC%92-%E5%86%85%E7%94%B0%E5%BC%8F%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E6%8E%A5%E3%81%97%E6%96%B9-%E6%84%9B%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%8F%E6%95%AC%E6%84%8F%E3%82%92%E7%A4%BA%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%97/id1755095983?i=1000747249395そんな健やかな「食う・寝る・遊ぶ」ができていたら100点満点です。
あとはなるべくゆっくり大きくなってね♡で、いいんです。
お母さん自身が小さな命を授かったことを感謝して、
日々成長しているわが子の「奇跡」を心から楽しめますように。どうか頑張りすぎないでね~
さとみんゲストありがとうございます。
マクドナルドとモスの例え、とてもわかりやすいですね。
•こどものQCDを最大にするべく努力するのが一番の目的みたいになっている
•どんなものに作りあげるのかが子育ての最も重要な課題となっている
まさにこのことが重圧が増してるように感じる理由かもしれません。内田先生のポッドキャスト聴きました。
•1学期は本当の姿ではない、2学期は遅刻したり様子が変わってくるけど1学期との比較をしない
•理由をきかれても本人にもわからないことがある
•愛よりも敬意
これまでのこともこれからのことも、このことは大事なお話だと思いました。内田先生のお話に「お母さんの我慢はこどもに伝わる」とあったように、「お母さんの不安はこどもに伝わるから、あまり不安にならないように」と言われたことが実際にあります。
教育者としての視点で、保護者の心理状態のこどもへの影響や早期発見早期ケアが大事だということは理解できるし実際そうなのだろうと思います。
でも、だったら私がしっかりしなきゃと思ったり、遅いわけではなくても早期とはならなかったのが悪く影響してるのか?と、自分で自分の首を絞めてるような状態になってしまうこともあります。そういうことにも、こどもとの日々や成長などを感じながら、ゆるやかに付き合っていけるようになっていけたらいいなぁと思います。
こあら院長ゲストさとみんさん、
内田さんのポッドキャストも聴いてくださり、
要点まで書き出して頂き、あっ、伝わったのかも!?、と
私も非常に嬉しくなりました。「愛憎入り交じる」という言葉があるように、
愛情って、じつは取り扱い、要注意なんですよね。
愛しているからこそ、なんでわかってくれないんだ!と
憎悪が強くなって、結局、その人との関係性が壊れるって
親子、夫婦、恋人、友人、職場、どの関係でもよくあることです。あなたのことが心配なのよとか、こんなに愛しているのに、とか言いながら、
結局は愛で子どもを縛ってしまっている親子関係、よく見ます。
うかつに愛さない方が良い、
愛するくらいだったら敬意を示す、
敬しているから遠ざけるというのは、僕もハッとしました。
しかも、敬意は子どもにでも伝わるんですね。もう一つ、共感したのは「何ごとも我慢すべきでない」というところです。
我慢している親は不機嫌で、しつこい。
つい、いじいじと言い続けてしまう。
敏感な子どもは、親が我慢していることに気づいてしまうと、
僕が悪い子だから、私ができない子ちゃんだからと、
自分で自分自身を責めて萎縮してしまうんですよね。なので、私がしっかりしなくちゃ!とか、頑張ろう!とか思い過ぎないでください。
ありのままで楽しむ。
ゆるやかにつきあう、はい!それが正解ですよ~ -
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